プーログ

ジャーナリストから転身 40代妻子持ちが自由に生きてみた

2017-01-01から1年間の記事一覧

連載⑳40代妻子持ちが脱サラ生活へ メルカリ再び(5)

前章でも触れたが話題だが、メルカリで「良い評価」が集まってくると、今度は「高い商品」もそこそこに売れるようになる。 なかでも「相場観のつかみにくい出品物」には、絶大な効果を発揮するのだ。 特に、仕入れした商品を扱う出品者にとっては、「お得感…

脱サラ40代男の独り言 離職の今年に一切悔いなし

分岐点の2017年を総括 来年の自分に宛て 明日で今年が終わる。 なんといっても、2017年は記念すべき離職の年だ。 人生における最大のターニングポイントになった。 2年以上迷い続けて、ようやく踏み切った。 先々への不安、古い常識との戦いだった。 や…

連載⑲40代妻子持ちが脱サラ生活へ メルカリ再び(4) 初心者必見

メルカリでは、配送について、「送料込み」と「着払い」のいずれかを選択して商品を出品するのだが、大多数の出品者が「送料込み」を選択している。 送料に透明感のない「着払い」は、敬遠されるからだ。 「いくらかかるのかな」 「送料でぼったくられたら嫌…

40代脱サラ男の悲哀 本当に必要なもの

脱サラして無職の身になったプーです。 名実ともに、ついに「プー」になってしまいました。 ただ、ガチガチの重荷を捨てた分、心はとても軽くなりました。 「不安」「後悔」といった不要なものまで背負いこむ必要なんて、どこにもありません。 むしろ、必要…

連載⑱40代妻子持ちが脱サラ生活へ メルカリ再び(3)初心者必見

他の出品者の「悪い評価」を分析していると、大体大きく4パターンに分類される。 ここでは「商品説明と異なる」悪質なケースは論外とした。 point 連絡をおろそかにしている 梱包がずさん 約束の発送期日を守らない 傷や汚れがあるのを隠して販売した つま…

連載⑰40代妻子持ちが脱サラ生活へ メルカリ再び(2)初心者必見

メルカリで注目すべきポイントは「曜日・時間帯」「検索キーワードの設定」などいくつかあるのだが、最初に固めるべきは「評価」だ。 実際、無職の冒険者である僕は「感動してもらえるぐらい丁寧なサービス」を心がけることから始めた。 当初「ディスクシス…

連載⑯40代妻子持ちが脱サラ生活へ メルカリ再び(1)初心者必見

晴れて古物商の許認可が得られた妻だったが、最近PTAの仕事が忙しく、メルカリに少し飽きてしまったらしい。 逆に、鳴かず飛ばずの状況だった僕の出品物がそこそこ売れ始めている。 これは古巣からの魅力的なオファーに振り回される僕にとって、「精神安定剤…

連載⑮40代妻子持ちが脱サラ生活へ よみがえる不安

このまま進むべきか、戻るべきか――。 再び人生の分岐点に立つ僕。 当時の僕は「脱サラ」してからロクなことがなく、将来への展望もなかなか開けずにいた。 たった数か月で何とかなるというほど甘くはないのだろうが、とっかかりすらないのは致命的だ。 強が…

娘に学ぶしあわせ 感動した一枚の写真 

僕には小学1年生の娘がいる。 僕は彼女に激アマだ。 いつもベタベタしていて、些細なことではまず叱らない。 もう可愛くて仕方がないのだ。 娘: 「宿題の計算カード、学校に忘れてきた」 僕: 「そっかそっか、次は気をつけようね。いいから一緒にうまい棒…

連載⑭40代妻子持ちが脱サラ生活へ ОBの誘いに揺らぐ決意

脱サラ後、なかなか道が開けぬ僕のスマホに、「暗黙の了解」として立ち入りを禁じられていた実家の父から電話が入った。 近所に暮らしながらも、ここ数カ月会っていない。 妻と子どもとは国交があるのだが、無職の息子のことは「しばらく顔も見たくない」と…

40代妻子持ちの【独り言】 失業手当打ち切りへ

こんにちは。 プーです。 もうすぐ、失業給付金が打ち切られてしまいます。 恐ろしいスピードで、ついにタイムリミットを迎えてしまいました。 僕は、完全な収入ゼロの状態に陥ってしまうわけです。 ただ焦っているかというと、そんなことはありません。 古…

40代脱サラ男の【独り言】 お金への不安ときれいごと

40代で妻子のある身ながらも、おもむろに会社を辞めてから半年以上が経ちました。 一度「世捨て人」のような身に自分を置いてみると、お金への不安に振り回されることが多くなります。 いまのところ、お金は僕の懐から出ていく一方です。 それも、とても恐ろ…

連載⑬40代妻子持ちが脱サラ生活へ 自堕落な生活

人生の再出発のお供に欠かせぬ自己管理能力――。 会社組織から離れてしばらくたつが、一時期、僕は新たな強敵との戦いに苦戦を強いられていた。 それは、「自分の怠け癖」だ。 昼過ぎまでパジャマ姿で過ごす自堕落な生活は、とても気持ちがいい。 生きる意味…

連載⑫40代妻子持ちが脱サラ生活へ 失業手当の【3倍返し】

無職という不名誉な肩書を自らの手でつかみ取ってしまった僕だが、何も再就職だけにこだわる必要はない。 自営業を志し、「実業家」「経営者」という華やかな立ち位置に転じる選択もできるのだ。 夢を見るのは、何も若い人たちの特権ではない。 40代男性も…

連載⑪40代妻子持ちが脱サラ生活へ  古物商の許認可取得

妻がメルカリでの販売実績を順調に伸ばす傍ら、無職の僕が出品する「男のガラクタ」はちっとも売れずにいた。 これは、昔見た韓国映画「牛の鈴音」のワンシーンに酷似している。 僕はいま、愛情の深さゆえに老いた牛を二束三文で手放せずにいるお爺さんと同…

連載⑩40代妻子持ちが脱サラ生活へ メルカリへの挑戦

いまだに1円の稼ぎもない僕。 好奇心にかまかけて、日々夢想をしているだけではだめだ。 なんでもいいから、とにかくお金をつくる行動に出なくては。 そこで、僕が次に目を付けたのは、妻が趣味に続ける「メルカリ」だ。 妻がスマホとにらめっこし、足しげ…

連載⑨40代妻子持ちが脱サラ生活へ ネットショップへの道

脱サラした僕にとって「自営」の道は、常に強い興味の対象だ。 フリーターでいるよりも、むしろ有力な選択肢の一つだと考えている。 特に「物販」という未知の世界は、これまでの編集職とはまるで異なる景色を見せてくれるはずだ。 とはいえ、Excelすら満足…

連載⑧40代妻子持ちが脱サラ生活へ ご近所の目

さわやかな朝の日差しは、優秀なビジネスマンにも定職につかない僕にも等しく降り注ぐ。 朝9時――。 家族全員が出払った家に一人取り残され、ブログを書く以外に何もすることのない僕。 外は突き抜ける青空だ。 「こんな日は、ずっと家で過ごすのはもったい…

プライバシーポリシー

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連載⑦40代妻子持ちが脱サラ生活へ 【ビックビジネス】への誘い

【プレジデント】になった丘サーファー 「売り手市場が存在する」というちょっとした安心感とともに、厳しい世の中への軽い失意を抱く僕。 ハローワークからの帰り道、無職の友人から僕のスマホにLINEのメッセージが入った。 友人:「飯でもどう?」 僕 …

連載⑥40代妻子持ちが脱サラ生活へ ハローワーク

退職届を提出してから半年。 コピーライターへの淡く浅はかな夢は、いつしかの忘却の彼方へ消えゆき、雀の涙ほどの退職金が容赦なく減り続ける。 兵糧攻めほど、恐ろしいものはない。 僕が自己都合で職を失って以来、妻は保母さんのパートに出ているが、賃金…

連載⑤40代妻子持ちが脱サラ生活へ 経営者たちとの再会 

厳しい修行生活から1か月。 同室のメンバーと再会したのは、都市部のど真ん中にある、某デザイン事務所だ。 ジャージ姿の印象しかなかった同事務所代表のいでたちに、少し気圧された。 イタリア製っぽい白の開襟シャツでびしっとキメて、嫌味のない「おしゃ…

体験談「40代妻子持ちの脱サラ」円満退職を成功させた方法とは

「自己都合の退職」も円満かつ円滑な手段で 安定した収入源というのは、生活不安から解放されるいわば「精神安定剤」の一種だ。 会社を辞めた自分が言うのもはばかられるが、僕は基本的に「安易な離職」には反対の立場をとっている。 特に日本人の感覚からし…

【妻子持ち脱サラ40代】 会社を辞めて得た「時間」の意味

こんにちは。 管理人のプーです。 このブログは、40代妻子持ちの身でありながら、20年務めた新聞社をおもむろに辞め、自力で収入源を得る試みなどについてまとめたものです。 これまで物語風に「自由な生き方探し」の進ちょくをつづってきましたが、今回はち…

連載④40代妻子持ちが脱サラ生活へ 「詐欺師」になった友達(2)

今回は脱サラした僕の歩みとは関係ありません。印象深い話だったので書くことにしたものです。 幼馴染が語る、ぶーちょ失踪の真相はこうだ。 (詐欺師になった友達1をお読みでない方はこちら) 当時、ぶーちょは高校を中退していた。 そのことを誰にも言わ…

連載③40代妻子持ちが脱サラ生活へ 「詐欺師」になった友達(1)

雇われの身から脱し、生きる道を模索する僕の家に、何年か振りに幼馴染が訪ねてきた。 ブログのテーマから少し外れるが、とても印象深い話だったので、書くことにした。 僕と幼馴染、2人共通の友人に「ぶーちょ」という人物がいる。 小学生のころ、僕の親友…

連載②40代妻子持ちが脱サラ生活へ 最初の行動は…

ことし(2017年)ありったけの勇気を振り絞って脱サラし、晴れて自由の身になった僕が最初にとった行動とは何か。 「世界をめぐるカッコいい旅」ではない。 アップルの創設者、スティーブ・ジョブズも実践した瞑想修行だ。 「仕事の能率がアップする」との触…

連載①40代妻子持ちが脱サラ生活へ 何の当てもない離職

このブログでは全国紙記者の肩書を捨てて、自由な生き方を模索する僕の歩みを紹介しています。脱サラから現在に至るまで、そのプロセスは連載とともに進行中です。 一度きりの人生、本当にこのままでいいのか―― そんな葛藤に突き動かされ、20年以上勤めた…