メルカリで注目すべきポイントは「曜日・時間帯」「検索キーワードの設定」などいくつかあるのだが、最初に固めるべきは「評価」だ。
実際、無職の冒険者である僕は「感動してもらえるぐらい丁寧なサービス」を心がけることから始めた。
当初「ディスクシステム」だの「超合金」だのを買い漁ったのが奏功したといえる。
つまり、評価の高い他の出品者から「丁寧なサービス」の具体的な形を学んだわけだ。
ミイラ取りがミイラになって、結果的によかったといえる。
発送も基本「即日」、最悪でも「翌日」とし、迅速な配送に努めた。
すると、鳴かず飛ばずの状況から次第に
・仮に少々高くても、あなたから買いたい
・梱包もすごく丁寧で、まったく不安のないお取引でした
・本当に信頼できる出品者さまです
といったコメントが頂けるようになった。
びっくりするぐらい簡単だ。
こうした人たちとのコミュニケーションがまた、たまらなく楽しい。
これも、メルカリのだいご味の一つといえる。
「日本製」の安心感さながら メルカリの高評価
おかげさまで、3桁の実績の中に「普通」「悪い」の評価はいまのところゼロだ。
仮に「悪いくじ」を引いたところで、購入者側で「悪評価を付けた相手の人格」「内容」「過去の実績」を分析してもらえるので、さして問題にはならないのも分かった。
ようするに、購入者の書いてくれる評価内容は、出品者の「サービスの質」を示す格付けになり、「メイドインジャパン」の安心感さながらに、有利な価格設定が可能になるのだ。
同額ならどちらを選ぶか。
悪い評価の相手から高い買い物ができるか。
購入者側の立場に立てば、評価の重要性はおのずとわかる。
新規出品が呼び水に
継続した出品も効果的だ。
メルカリの出品物は出品順に掲載されていくシステムになっている。
出品したばかりの商品は、目につきやすいところに商品が掲示されるわけだ。
そして、出品者ごとの全商品リストを閲覧できる機能もついている。
そのため、新たな出品物の中に「目玉商品」を混ぜておくと、検索順位が低くなった過去の商品も「芋づる式」に売れていくケースがままある。
つまり、新たな出品物を呼び水に、ほったらかしにしておいた検索順位の低い商品も、「改めて発掘してもらえる」わけだ。
ここで、出品者の「sold out」率が高いと、購入者側で「お買い得な商品群」と錯覚を起こしてくれる場合もあり、売れ残りが突然さばけたりもする。
従って、スケベ根性を出さず、常に「適正価格」で提供しておくことが大切だ。
極端に高い商品があると、購入の連鎖が止まり、せっかくの商機を逃す羽目になる。
段々ブログの迷走振りが際立ってきたが、次回連載⑱は悪い評価を受ける人の特徴と対応策などについてまとめてみたい。