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ジャーナリストから転身 40代妻子持ちが自由に生きてみた

連載⑲40代妻子持ちが脱サラ生活へ メルカリ再び(4) 初心者必見

メルカリは小ぶりで薄い商品の出品が有利

 メルカリでは、配送について、「送料込み」と「着払い」のいずれかを選択して商品を出品するのだが、大多数の出品者が「送料込み」を選択している。

 

送料に透明感のない「着払い」は、敬遠されるからだ。

 

「いくらかかるのかな」

「送料でぼったくられたら嫌だな」

 

購入者にそんな要らぬ心配まで与えてしまう。

 

したがって、配送料の負担は「送料込み」(出品者負担)が鉄則だ。

 

 

【メルカリ】小さく薄い出品物が有利

 

送料込みが基本になる分、メルカリでは「薄く小さな出品物」が有利といえる。

 

ユーザーは若者と主婦が圧倒的に多く、そのあたりを狙って「薄くて小さなもの」を出品するのがおすすめだ。

 

配送方法は、商品の大きさにもよるが、僕の場合安価なクリックポストの一択(当時)。

 

厚さ3センチ、A4サイズまでの梱包が可能になる上、追跡番号も付いていて、とにかく使い勝手がいい。

 

またクリックポストの場合、こちらの住所が必ず記載されるため、悪評価が集中している「依頼主の住所が記載されていない」という落とし穴も自動的に回避される。

 

さらにクリックポストは「郵便配達員に記憶されやすい」点でも、配送事故時の対応に有利になってくるのだが、これはあまり知られていない。

 

 

【運送会社】大口契約も簡単に

 

実は運送会社と大口契約を結ぶ手もある。

 

個人でも意外なほど簡単に交渉に応じてくれるのだ。

 

僕も試してみたが、あっさりと見積もりを出してくれた。

 

いわゆる「相みつ」をとってやれば、送料が一段と有利になるのは間違いない。

 

数をさばく自信がある場合は、やはり大口契約がお薦めだ。

 

 

メルカリ内での転売

 

ここでひとつ、書き忘れた注意点があるのだが、メルカリ内での転売はあまりおすすめできない。

 

僕も少し試してみたことがあったのだが、この作業は、労力の割に報われないうえ、精神的にもあまりいい影響を与えない。

 

購入者の目を気にするというより、「がめつさ」「浅ましさ」ばかりが強まっていき、必ず墓穴を掘ることになる。

 

つぶさに観察していると、こうしたがめつい人は、購入者として「悪い評価」を付けられているケースが多い。

 

そんなことをしなくても、利益を取る方法はほかにあるのだ。

 

連載⑳メルカリ再び(5)