メルカリでは、配送について、「送料込み」と「着払い」のいずれかを選択して商品を出品するのだが、大多数の出品者が「送料込み」を選択している。
送料に透明感のない「着払い」は、敬遠されるからだ。
「いくらかかるのかな」
「送料でぼったくられたら嫌だな」
購入者にそんな要らぬ心配まで与えてしまう。
したがって、配送料の負担は「送料込み」(出品者負担)が鉄則だ。
【メルカリ】小さく薄い出品物が有利
送料込みが基本になる分、メルカリでは「薄く小さな出品物」が有利といえる。
ユーザーは若者と主婦が圧倒的に多く、そのあたりを狙って「薄くて小さなもの」を出品するのがおすすめだ。
配送方法は、商品の大きさにもよるが、僕の場合安価なクリックポストの一択(当時)。
厚さ3センチ、A4サイズまでの梱包が可能になる上、追跡番号も付いていて、とにかく使い勝手がいい。
またクリックポストの場合、こちらの住所が必ず記載されるため、悪評価が集中している「依頼主の住所が記載されていない」という落とし穴も自動的に回避される。
さらにクリックポストは「郵便配達員に記憶されやすい」点でも、配送事故時の対応に有利になってくるのだが、これはあまり知られていない。
【運送会社】大口契約も簡単に
実は運送会社と大口契約を結ぶ手もある。
個人でも意外なほど簡単に交渉に応じてくれるのだ。
僕も試してみたが、あっさりと見積もりを出してくれた。
いわゆる「相みつ」をとってやれば、送料が一段と有利になるのは間違いない。
数をさばく自信がある場合は、やはり大口契約がお薦めだ。
メルカリ内での転売
ここでひとつ、書き忘れた注意点があるのだが、メルカリ内での転売はあまりおすすめできない。
僕も少し試してみたことがあったのだが、この作業は、労力の割に報われないうえ、精神的にもあまりいい影響を与えない。
購入者の目を気にするというより、「がめつさ」「浅ましさ」ばかりが強まっていき、必ず墓穴を掘ることになる。
つぶさに観察していると、こうしたがめつい人は、購入者として「悪い評価」を付けられているケースが多い。
そんなことをしなくても、利益を取る方法はほかにあるのだ。