皆さま大変ご無沙汰しております。
本ブログの執筆者、プーです。
いろいろと行き詰まりを感じる今日この頃、原点回帰を念頭に、久しぶりにプーログを書いてみることにしました。
一年以上更新をお休みしていましたが、この間、とにかく色んなことがありました。
とても苦しい出来事から薄気味悪い事件まで、字にすると面白い話題も少なくありません。
が、まずは最近の話題からご紹介したいと思います。
半年前に親子で始めた厳しい空手の修行とトーナメント出場に至る話題です。
父から師へ
僕が脱サラしてから、かれこれ2年の月日が流れました。
当時ピカピカの一年生だった上の娘はもう9歳。
幼稚園から逃げ出す騒ぎを起こした息子は7歳になりました。
以前プーログで、脱サラで得た最高の宝は「家族との時間」と書いたことがありましたが、いまもその思いは変わっていません。
ときに「頼れるアニキ」として、ときに「タフな友」として、二人の成長をすぐそばで見守るしあわせを日々噛みしめています。
そんな「我が子LOVE」な僕ですが、ここにきてさらに一つ、親子の間柄に「空手の師弟」という関係性が増えました。
「最近、夜な夜な近く公園に、おかしな空手の親子が出没するらしい」と友人が噂していましたが、実はその噂の親子こそ、我らプー親子なのです。
空手のロマンを追う
僕は空手に対し、技術的なことよりもロマンを大切にしています。
とくに、「師匠像」や「練習のスタイル」には強いこだわりがあります。
師には仙人のような空気感と星一徹のような厳格さが、そして稽古には「急がば回れ」を地で行く非効率さが大切です。
そんな視点で紡がれる日々の稽古だけに、ギャラリーの目には、滑稽に映るに違いありません。
ご近所で噂が立つぐらいだから、うさん臭さもひとしおです。
昨夜の稽古では、面白がって動画を撮影する人の姿をみかけました。
ほんとうに、世間の人の目は節穴ではないと感心します。
達人然と鋭い眼光で子に指示を飛ばす僕ですが、ほんとうは、フルコンタクト空手など一度もしたことがありません。
雰囲気先行型のスタイルを貫いているのもそのためです。
とはいえ、練習に取り組む僕らの姿勢は真剣そのもので、「おふざけ」の要素は皆無です。
小4の娘も小2の息子も、修行のあまりの厳しさに涙し、叫び声をあげることさえあります。
やっていること自体が奇妙なだけに、下手をすると児童虐待の疑いで通報されかねません。
いよいよ本番、試合の大舞台へ
そんなこんなで、プー親子が空手を始めて半年あまりが経ち、ついにトーナメント試合に出場することになりました。
親子が半年かけて向き合った修行の成果が試される場だけに、緊張の度合いも半端ではありません。
果たして、父考案の無駄に厳しい修行に明け暮れた結果やいかに‥‥。
次回以降、トーナメント出場までのプロセスについて、連載形式でまとめてまいります。
7段飛ばしをかけた昇級審査や異種格闘技戦、奥義の特訓など、すべてノンフィクションでお届けします。
※最後までお読みいただき、ありがとうございました。