前章でも触れたが話題だが、メルカリで「良い評価」が集まってくると、今度は「高い商品」もそこそこに売れるようになる。
なかでも「相場観のつかみにくい出品物」には、絶大な効果を発揮するのだ。
特に、仕入れした商品を扱う出品者にとっては、「お得感の演出」とこの「評価」が一つの生命線になる。
悪質な出品者からの購入で痛い目に合う人が増えているだけに、評価の重要性は今後一段と高まっていくに違いない。
メルカリは信用力に真価 コメントも丁寧に
交渉を持ちかけられた際も、コメントのやりとりは「閲覧可能な記録」として残るので、丁寧にしておくべきだ。
・誠実な対応かどうか
・気持ちの悪い相手かどうか
・むやみに傷つけられないかどうか
そのあたりもチェックされている。
誰しも、不愉快な思いをしたくないのだ。
事実、出品者のマズい対応が原因で、割安の出品物が売れないケースも、数えきれないほどたくさんあるのだ。
プーのケース
僕の場合、良い評価が70~80を超えたあたりから、誰も見向きもしなかった5千円、1万円を超える出品物が売れ出した。
評価が高く、sold outの割合が高いと「ぼったくりしません」というサインにもなるのだ。
だから、相場観が読みにくい商品に関しては、なかなかの利益率で買ってもらえたりもする。
もう少し評価が増えていくと方法も変わるのだが、初心者は信用第一で、格安出品とsold outをキープすれば、滑り出しもよくなる。
購入者として評価を増やしていくのもアリだ。
先々を見据え最初は評価集めを
ひるがえって、目先の100円にこだわるのは、メルカリ市場で最も悪い手だ。
評価の少ないうちは、逆に「100円で良い評価を買う」のが正解といえる。
300円の品物も、1万円の商品も、「評価」の重みはまったく同じなのだ。
僕は利益率の低い商品ほど、「注意が必要」と自戒している。
販売価格と労力のバランス
薄利多売で回転率を上げる方法は、かえって高くつく。
というのも、かかる労力を「人件費」と考えれば、むしろマイナスになるからだ。
また、格安出品は「悪いくじを引く確率が高まる」傾向も強い。
つまりメルカリ初心者は「損して得をとる」というのが僕の結論。
「メルカリ相場」のからくりを逆手にとって、高利益率で商品を回す発展型のビジネスモデルのイメージもできつつある。
ちょっと時間がかかりそうだが、検証作業が終わり次第、いつか公表したい。
吉報をお待ちいただければ幸いだ。