プーログ

ジャーナリストから転身 40代妻子持ちが自由に生きてみた

40代妻子持ちの脱サラ 2年たっても心は不安と希望のカオス

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こんにちは。

 

プーです。

 

プーログは、40代妻子持ちの僕がおもむろに脱サラし、自力で収入源の確保を目指す歩みについて、リアルタイムでつづっているブログです。

 

更新が遅れて、本当に、本当にすみません…。

 

さて、今回のテーマですが、「脱サラ後の恐怖」についてです。

 

実は先般、読者様から質問を頂きました。

 

「脱サラして恐怖や不安を感じるときは、どんな時か」を問う中身です。

 

せっかくなので、現状報告とご回答を兼ねて、記事化することにしました。

 

 

脱サラ後の恐怖とは

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当てのない脱サラから2年が過ぎたいまも、粘着質に付きまとう恐怖と不安があります。

 

それはずばり「お金にまつわる不安」です。

 

「週給40円」の極貧生活を切り抜けて、最近、ブログに専念する僕の懐にも多少のお金が入ってくるようになりました。

 

とはいえ、退職金はとうの昔に使い切ってしまい、毎月、赤字の生活を続けています。

 

 一家としての貯えは、まだわずかばかり残っていますし、税金や社会保険料の類が現役時代の10分の1ぐらいになったのも「うれしい誤算」でしたが、それでも収支がトントンに至らぬ焦りは決して小さくありません。

 

もっとも「物販での小銭稼ぎ」はそんなに難しいわけではなく、その気になれば足らず分を補う手もあります。

 

それでも、僕の場合、趣味と実益を合致させるため、あえてブログ一本で勝負しているというのが現状です。

 

また、仮に家計を支えるだけのお金が得られたとしても、不安が消えることはないものと思われます。

 

それは、「想定外のリスク」があるためです。

 

実際、物販にせよブログにせよ、「突然のルール変更」などに振り回される個人プレーヤーは少なくありません。

 

 

アクセス数の激減

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実はプーログ、この4月にアクセス数が激減しました

 

もともと収益化を目指して始めたブログではありませんので、家計という点では傷も小さいのですが、精神的なダメージがないといえば嘘になります。

 

更新をサボったのが駄目だったのか、あるいは、気功師から指摘のあった「僕の体から発せられる電磁波がいけなかったのか」

 

理由のよくわからないまま、いきなり後ろから鉄砲で撃たれるのは恐ろしいものです。

 

これが本業側のブログだったらと思うと、正直、生きた心地がしません。

 

 

また、両親との関係も「元通りに修復した」とは言えない状況です。

 

父も母も「男は社会に出て稼いでくるもの」という感覚をもっています。

 

実際、働きに出る妻の負担を憂い「もうしわけない気持ちで一杯」と語っていました。

 

 

とくに母は、雇われの身に戻らない僕の姿勢に、相当不満を持っているようです。

 

それは、「まっとうに生きて幸せになってほしい」という両親なりの価値観であり、愛情表現であり、親としての祈りなのかもしれません。

 

ただ(どこかで書きましたが)、親が子を想うのと同様、子も親を想うものです。

 

僕としても、「両親にはできれば心に平安を取り戻し、健康なままでいてほしい」というのが本音です。

 

そして、両親との関係を回復する有力な手段は、いきつくところ「まとまった収入源の確保」に他なりません。

 

きっと、「余計なプレッシャー」というのも、脱サラした者の宿命です。

 

 

恐怖は「人のさが」からも

恐怖や不安はある意味で、外部からの刺激を受けて起きる「心の反射」ともいえます。

 

何らかのトラブルに触発されて生まれる「悪い未来予測」からくるものです。

 

ただ、目の前の問題が解消されたところで、先々、恐怖や不安から解放されることはまずないと思います。

 

それは、安全・安定を求める心がリスクの芽を摘み取ろうとして「新たな不安を掘り起こしてくる」ためです。

 

つまり、武器を持たない丸腰の者は、安全・安定を追えば追うほど、不安も付いてくるわけです。

 

 

というわけで、僕はしょっちゅう不安や恐怖にさらされています。

 

「バイトしてもっと楽に稼ぎたい」と心が折れそうになることもしばしばです。

 

その割には、妻と子供が就寝するまでの時間、真面目に働こうとしませんし、ゲーム中毒も治りません。

 

アリとして働き続けた僕は、40歳を過ぎてから「キリギリス」になってしまったようです。

 

 

ただ退職後、「動けるうちに青春を謳歌するのも悪くないのでは」と思うようになりました。

 

不安や恐怖があっても、元の職場に戻りたいとは一度も思ったことがありません。

 

実は先般、プーログの「電子書籍化」のお話も頂きました。 

 

電子書籍はあまり知らないこともあり、今回は見送らせていただきましたが、紙媒体での依頼だったら飛びついていたかもしれません。

 

いずれにしても、とてもうれしく、ありがたいオファーでした。

 

そんなわけで、僕の脱サラ生活は「安らぎ」「恐怖」「期待」「挫折」「喜び」などがないまぜになったカオスの状態です。